2022年IT導入補助金のECサイト制作採択事例【日本料理(愛知県)】STORES

日本料理のECサイト制作採択事例

(STORES)

令和3年度補正予算(2022年)IT導入補助金を活用した事例を紹介しています。

今回は、コロナ禍及び物価高の影響により、今後の需要減退懸念がある中で、新規顧客の獲得において、これまでECサイトを活用する事ができなかったものの、IT導入補助金によりECサイト制作が実現された事例になります。

都道府県:愛知県
業種:飲食業
従業員数:7人
事業年数:33年

事業上の強み

愛知県でしゃぶしゃぶ・ふぐなど会席料理を中心に日本料理を提供しており、宴会・接待、慶事や法事など幅広い用途でご利用いただける環境を整え、普段の食事よりワンランク上の味わいと上質な和空間の提供を強みとされており、地域から大きな信用・信頼を得て、着実に実績を積み上げている企業様となります。

MEMO

事業上の強みポイント

匠の技を持つ職人による日本料理と一流のおもてなしはもちろん、座席数100席を誇る和空間で様々な食事シーンへの対応を叶え、足腰の弱い方向けの椅子、ベビー用ベッドなどの用意、また、団体客には送迎バスを出すなどまさに老若男女に気持ちよくご利用いただけるよう環境を整えていることが事業上の大きな強みとなります。

導入目的

新規の顧客獲得に向けたカート機能付きECサイト制作

課題内容

これまでは、継続的に新規顧客・リピート顧客を獲得することで事業を成長させてこられましたが、利用者の平均年齢が高めなこともありコロナ禍では売上が減少、今後も物価高の影響で売上減少が発生してしまった場合に、売上をカバーリング出来る術がなかった事と、2023年から始まるインボイス制度に向けて対策を講じていなかった事から、今後の事業環境の変化に対応が出来ていない状況が続いていました。

MEMO

ECサイト制作で解決できる課題ポイント

これまでの商圏を超えた全国をターゲットに、一般消費者向けにインターネットで情報発信を強化し、こだわりのふぐ料理セットと嚥下食をWEB上で購入できるシステムを導入する事で、これまで取引がなかった新たなビルの管理会社様を獲得する事が可能になります。

また、事業者様から、インターネットにて当社商品の販売を行う際に、導入するECサイトにて正確な消費税が記載された請求書・納品書を発行する事で、事業者様のインボイス管理効率化への貢献が出来るようになります。

課題解決内容

上記のコロナ禍及び物価高の影響における売上減少懸念や事業環境の変化の課題に対して、なかなかECサイト制作の先行投資が行えない状況が続いていましたが、『日本料理店がこだわりをもって提供するふぐ料理、おいしい嚥下食を全国の人に味わってもらいたい』を実現していく足掛かりとして、今回、IT導入補助金のECサイト制作サービスを活用することで、全国規模の商圏で新規顧客獲得に向けて取り組む事が可能となり、また、事業者の要望に応じた請求書・納品書を発行する事が出来るようになりました。

MEMO

ECサイト制作のポイント

 

企業様の特徴・強みである、日本料理へのこだわりと味わいの情報を発信されつつ、高齢の方が日本料理店で食事を楽しんでいる気分になれる美味しい嚥下食の情報を明確に発信する事でECで販売する商品に対する信用・信頼力を高め、そして顧客がそのままWEB上で購入できるカート機能を導入して、利便性・信頼性を獲得できるサイト設計にしています。

まとめ

こちらの事業者様は、こだわりの味と環境を整えることで良いサービスを提供されていますが、インターネットの運用及び情報発信に対して、多くのリソースを割けていない状況でした。しかし、コロナ禍や物価高の影響に対する打開策として、これまで重点的に取り組まれていなかったECの展開に対して、IT導入補助金を活用した事例となります。

現在では、日々、着実にコンテンツとして情報を発信されつつ、新規顧客獲得に向けて取り組みを開始されている事からも、日本中の食卓に彩を添えて笑顔を増やしていただくべく、成果を上げていただきたいと思います。