スポーツウェアの製造・販売業のECサイト制作採択事例 (カラーミーショップ)
平成29年補正予算(平成30年:2018年)のIT導入補助金を活用し、自社ECサイトを新規で制作した例をご紹介致します。
今回は、これまでECサイトを活用した新規顧客の獲得に対する取り組みが行えていなかった企業様が、IT導入補助金の活用によりECサイトを制作することが出来た例です。
都道府県:東京都
業種:スポーツウェアの製造・販売(製造業)
従業員数:55人
事業年数:23年
事業上の強み
自社工場にてスポーツウェアの製造と販売を行っている企業様で、自社工場であるため細かな指示を出す事が可能で、これまでスポーツウェアを中心に大手アパレルとの取引実績に基づいた物づくりをする事ができ、様々にニーズに合わせた商品を提供されています。
また、その為小ロットでの依頼にも対応する事ができ、お客様の様々な要望に応じて商品を提供する事が可能で、多様化する企業にニーズに応えられる体制を構築出来ている事を強みとされています。
事業上の強みポイント 自社工場にてこれまで多くの大手アパレルブランドとの取引実績に基づいた製品を製造できる事から、お客様のニーズに合わせた商品を提供する事ができ、お客様からの信用・信頼性も高く、また小ロットでの注文にも対応できる事で、大手企業に関わらず様々な企業からの依頼に応えられる事は、事業上の大きな強みとなります。
導入目的
新規顧客獲得に向けた集客特化型ECサイト制作
課題内容
大手アパレルとの取引実績に基づいて製造した商品を提供し、お客様からの満足度も高く、継続した取り引きや口コミ・紹介により事業を展開されてきました。
しかし、多様化するニーズに応えるため、これまでのスポーツウェアだけではなく、イタリアライセンスブランドのカジュアルファッションの取り扱いを始められましたが、こちらについてはこれまでのターゲット層と異なる事から、なかなか認知を得られない状況でした。
ECサイト制作で解決できる課題ポイント 長年に渡りスポーツウェアを中心に商品を提供されてきた企業様にとって、同じアパレル商品であっても、認知拡大に対する取り組みの範囲は異なり、リアルな営業活動では広く認知を得るまでに多くの時間を要します。
その事から、これまでと違うターゲット層に対してインターネットを活用して情報を届ける事で、効率的に新しい取扱い商品の認知を広める事が可能となります。
課題解決内容
上記の新規取り扱い商品の新規顧客の獲得という課題に対して、まだ新しいカジュアルブランドの商品の取り扱いを始めたばかりである事もあり、新規顧客獲得のためのECサイト制作への先行投資に踏み出せずにいました。
しかし、今回、EC制作事業者さまより、IT導入補助金を活用できる事について、案内を受けたことで、「今後より多様化するニーズに応えていく」といった将来的なビジョンに向けた取り組みの一つとして、IT導入補助金を活用した新規顧客獲得に向けてECサイトを制作する事が可能になりました。
ECサイト制作のポイント 新しく取り扱うイタリアのライセンスブランドの認知拡大を目的として、取扱い商品を分かりやすく表示し、ブランドのコンセプトやデザイナーの紹介などを行い、またお客様がWEB上で購入できる決済機能を導入して、利便性・信頼性をアピールできるサイトにしています。
まとめ
こちらは、既存のスポーツウェアの製造・販売において、安定した集客を行われていましたが、新規取り扱いブランドの商品についてはこれまでの様に認知を獲得出来ず、インターネットの活用も積極的に行えていませんでした。
ただ、これまでのターゲット層と異なる層の認知と新規顧客を効率的に獲得するためには、インターネットの活用が必要不可欠であるため、これまでこり組まれてこなかったWEBの展開に対し、IT導入補助金のEC制作サービスを活用された事例となります。
現在では、新しい取扱いブランド商品の新規顧客獲得に向けて取り組みを開始されていますので、大きな成果へとつながっていくことと思います。