IT導入補助金のIT導入支援事業者(ITベンダー)と申請者をサポート

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2023年IT導入補助金の会計システム導入サポート・採択事例【漆塗装・修復業】

2023年IT導入補助金の会計システム導入サポート・採択事例【漆塗装・修復業】

漆産業は、古くから日本の伝統工芸・伝統技術とともに引き継がれてきた重要な産業ですが、ライフスタイルの変化による需要の伸び悩み、原材料供給量の低下、職人の高齢化や後継者不足による生産性の低下が課題となっています。また、多くの業務がアナログな方法で行われており、労働時間の長時間化や、新たな取り組みへの障壁につながっています。今後、業界が発展していくためには、デジタルツールの活用による業務効率化を進めると同時に、若手技術者の育成や新たな取り組みによる需要獲得が必要となっています。

ただ、デジタルツールの導入には「資金面」「人材面」「情報収集面」などにおいてハードルがあり、特に中小企業・小規模事業者の方々においては、「必要性は感じていたけれど、これまで進められてこなかった」という状況をよくお聞きします。

そのような事業者の方のお悩みの解決策のひとつとして挙げられるのが、「IT導入補助金」の活用です。負担金額を抑えられるだけでなく、IT導入支援事業者として登録されたITベンダーが、導入ツールの相談から補助金申請、導入後のサポートまで一元的に対応する仕組みになっているため、リソースに不安をお持ちの事業者様にも安心です。また、ITツールの販売を行う企業様にとっても、IT導入補助金はとても魅力的です。IT導入支援事業者登録をすれば、補助金活用の提案ができ、顧客へITツールの販売がしやすくなります。   

このページでは、当法人が実際にサポートし採択された事例をもとに、IT導入補助金の活用例をご紹介します。

漆塗装・修復業の会計システム導入採択事例(マネーフォワード)  

令和4年度補正予算(2023年)IT導入補助金を活用した事例を紹介しています。

今回は、経理処理のデジタル化対応に取り組み、掛かる工数を削減してサービス提供に注力するために、IT導入補助金の活用により会計システムの導入が実現された事例になります。   

業種:漆塗装・修復業
従業員数:1人
事業年数:10年
直近の収益状況:営業黒字

事業上の強み

漆器や漆塗装に関する幅広い依頼に対応し、多くの実績を積み上げてきたことにより、高度な技術と知識を持つ職人として信頼の厚い事業者様です。  

MEMO

事業上の強みポイント

漆器の修理から店舗・住宅の塗装まで、漆に関する幅広い相談に対応し、かつ安定した品質で納品できる体制を構築されています。また、環境や文化をテーマに、地域に根差した事業者との連携活動にも力を入れていらっしゃいます。    

導入目的

インボイス対応の可能な会計システム導入

課題内容

人手が少ない中、経理の業務にも手間がかかっていることで、機会損失による今後の売上減少懸念がありました。また2023年10月からのインボイス制度に向けて対策を講じていなかったことから、事業環境の変化に際して更なる業務負担を懸念されていました。    

MEMO

会計システムの導入で解決できる課題ポイント

適格請求書発行に対応した会計システムを導入することでインボイス制度に対応すると共に、会計管理業務のデジタル化により業務を効率化することで、会計管理業務の工数を削減することができるようになります。また、毎月の経営状況の把握により会計管理の観点から適切な現状分析が可能になることで、事業拡大に向けた積極的な施策の立案・実行に活かすこともできます。    

【その他、リサイクル業界のお客様からよく聞くお悩み・課題例】

  • 伝統的技術の後継者が不足している
  • 業務のデジタル化が進んでいない
  • 労働時間の長時間労働への対策ができていない
  • 売上を拡大するための新たな取り組みができていない

課題解決内容

上記のような売上減少や事業環境の変化の課題がある中、デジタル化への出発点である会計管理システムの先行投資が行えない状況が続いていましたが、『業務負担を軽減し本業にかける時間を増やしつつ、新たなサービスや商品提案も行うことで、顧客満足度の向上と売上増加を実現したい』という目標に前進するため、経理処理のデジタル化は必須でした。そこで今回IT導入補助金を活用し、会計管理システムの導入に向けて踏み出す事となりました。   

MEMO

会計システム導入のポイント

事業者様の課題であった、インボイス制度への迅速な対応がしやすくなりました。また、会計管理のデジタル化による業務効率化で、サービス提供に注力する時間が増え、よりきめ細やかな顧客対応や、新たなサービス展開などの取り組みに注力することができるようになりました。    

今回導入された会計システム:マネーフォワード

クラウド会計システムを提供するマネーフォワードはバックオフィス全体の効率化をサポートしており、会計ソフトと給与計算ソフト等を連携して自動化し、手入力ゼロを目指しています。 

【経理・人事労務】IT導入補助金で導入できる「マネーフォワード」とは【経理・人事労務】IT導入補助金で導入できる「マネーフォワード」とは

今回のIT導入支援事業者様について 

G1行政書士法人では、IT事業者様からのご依頼をいただき、申請者である事業者様の採択率向上を実現するためサポートを行っています。IT導入補助金に関する知識と経験を活かし、交付申請のみならず、ITツールの登録から採択後の事業実績報告・効果報告に関してもサポートが可能です。


今回のIT事業者様からは、「説明しきれない箇所はフォローしてくれて、顧客の課題を的確にヒアリングしてくれたので申請書作成をスムーズに進めることができた」「必要書類・申請情報についてもチェックしてくれて、不備を事前に修正できたので助かった」というお声を頂いております。  

まとめ

こちらの事業者様は、漆器や漆塗装に関する幅広い業務に対応し、地域に根差した他の事業者とも連携した活動を行ういくことで、信頼と実績を積み上げてこられましたが、様々な事業環境変化に伴い発生する業務負担とそれによる機会損失・売上減少を懸念されていました。そういった問題の打開策として会計システムを導入することで、業務効率化と経営状況の正確な把握が可能になり、売上拡大に向けた新たな取り組みができるようになりました。また、適格請求書発行に対応した会計システムの導入により、自社や取引先のスムーズなインボイス対応に向けて踏み出すことができました。

G1行政書士法人はITベンダー様とIT導入補助金を活用して事業の発展を目指す事業者様とを結びつけ、IT導入補助金の採択へ向けて申請内容作成のサポートを行っています。これまでの3,000社以上の事例をもとに、分かりやすくご説明し、全力でお手伝いいたします。いつでもお気軽にお問い合わせください。