2022年IT導入補助金の会計システム導入採択事例【もんじゃ焼き店(神奈川県)】マネーフォワード

もんじゃ焼き店の会計システム導入採択事例

(マネーフォワード)

令和3年度補正予算(2022年)IT導入補助金を活用した事例を紹介しています。

今回は、請求書発行業務のデジタル化対応に取り組みつつ、会計に掛かる工数を削減して営業活動に注力するために、IT導入補助金の活用により会計システムの導入が実現された事例になります。

都道府県:神奈川県
業種:飲食業
従業員数:4人
事業年数:7年

事業上の強み

アットホームな接客と居心地の良い空間づくりを大切にお好み焼き・もんじゃ焼き専門店を展開している事業者様で、企業や仲間内の宴会、ファミリーの外食需要にこたえて地域に愛されて事業を成長させてこられました。

MEMO

事業上の強みポイント

長年飲食業界に携わる店主が研究を重ねて開発したレシピを近隣店舗より価格優位性のある状態で提供しており、「安くて美味い」と評判を呼んで多くの新規・リピート顧客を獲得できていることが事業上の大きな強みになります。

導入目的

インボイス対応の可能な会計システム導入

課題内容

新型コロナウイルスによる外食自粛の影響で来店顧客数が減少して売上が低迷しており、また、2023年から始まるインボイス制度に向けて対策を講じていなかったことから、今般の事業環境の変化に対応できていない状況が続いていました。

MEMO

会計管理システムの導入で解決できる課題ポイント

請求書発行が可能な会計システムを導入することでインボイス制度に対応すると共に、会計管理業務のデジタル化により業務効率を高め、会計管理業務の工数を削減することができるようになります。また、毎月の経営状況の把握により会計管理の観点から正確な現状分析が可能になることで、効果的な施策の立案・実行に生かされます。

課題解決内容

上記のコロナ禍における売上減少や事業環境の変化の課題に対して、なかなか会計管理システムの先行投資が行えない状況が続いていましたが、『企業の会食として利用される幹事様の要望に応じて的確な請求書を発行できる環境を整え、インボイス制度に対応して顧客の利便性を高める』という目標を達成する足掛かりとして、今回、IT導入補助金を活用し、会計管理システムの導入に向けて取り組む事が可能となりました。

MEMO

会計システム導入のポイント

企業様の課題であったインボイス制度へのスムーズな対応に加えて、会計管理のデジタル化によって業務効率化を進め、空いた時間で若年層向けツールであるSNSを活用した情報発信など、売上をカバーリングするための新規顧客獲得に注力できるようになりました。

まとめ

こちらの事業者様は「自宅のようにくつろげる」雰囲気づくりを大切に、サービスを提供して地域から愛されてきましたが、長引くコロナ禍で売上が減少している状況でした。

今回、コロナ禍に対する有効な打開策として、会計システムを導入して効率化と工数削減を推進し、また、事業者要望により適格請求書を発行する事で顧客のスムーズなインボイス制度対応へ貢献していきたいとIT導入補助金を活用した事例になります。

現在では、的確な請求書を発行できる環境を整えてインボイス制度への企業対応に貢献しながら、業務効率化によって新規顧客獲得に多くのリソースを割いておられますので、ぜひ成果を上げていただきたいと思います。