資材の販売の企画・販売業のＷＥＢサイト制作採択事例
平成29年補正予算（平成30年：2018年）ＩＴ導入補助金を活用した事例を紹介しています。
今回は、新規取引先獲得に対して、これまでＷＥＢサイトを活用する事ができなかったものの、ＩＴ導入補助金によりＷＥＢサイト制作が実現された事例になります。
都道府県：大阪府
業種：資材販売業
従業員数：12人
事業年数：27年
事業上の強み
創業27年に渡り高い技術力と商品開発力を培ってきた企業様で、他社では難しくて出来ないような、独自の技術を施した窓付き袋の企画・制作をされています。
また、20社以上の協力工場と連携している事から、ターゲットである袋専門の企画会社の要望に応える事が可能で、顧客から喜ばれる商品を提供できる事を強みとされています。
事業上の強みポイント 他社では真似できない独自の技術により商品を企画・制作している事から、優位性が高く、また多数の工場と連携して顧客ニーズに合わせた商品を企画する事が可能である事から、顧客より選ばれる理由が明確となり、事業上の大きな強みとなります。
導入目的
自社ＷＥＢサイトなし、新規取引先獲得に向けた集客特化型ＷＥＢサイト制作
課題内容
自社の特徴や提供商品の認知を得るために、普段より営業活動を行われていましたが、ユーザーや取引先の検索方法に合わせたＷＥＢでの情報発信が出来ていないことから、お客様が問い合わせをしづらく、新規取引先の獲得につながらない状況でした。
ＷＥＢサイト制作で解決できる課題ポイント リアルの営業活動では、口コミや行動範囲などに限界があり、また認知を得られても情報の詳細を発信しているＷＥＢサイトがない事で信頼性を得られず、取引につながるまでに時間がかかるという事もございます。 そのことから、これまで出来ていなかった、ユーザーの検索方法に合わせたＷＥＢで情報を発信をする事で、これまでに実現できなかった見込客へ情報を届ける事が可能になります。
課題解決内容
新規取引先獲得に対する大きな課題に対して、従業員教育や商品開発に注力されている関係もあり、新規取引先獲得にむけた集客サイトの先行投資に二の足を踏んでいる状態でしたが、今回、ＩＴ導入補助金を活用できる旨の案内を、ＷＥＢ制作事業者様より受け、関西エリア以外の地域、東京進出のビジョン達成を目指すための足掛かりとして、ＩＴ導入補助金のＷＥＢ制作サービスを活用し、新規取引先獲得に向けて取り組みを始める事が可能となりました。
ＷＥＢサイト制作のポイント 自社の強みである、独自の技術により開発された商品の特徴を明確にして、他社の製品とのちがいについて分かりやすく表示し、また新商品開発のＰＲや実際に導入しているお客様の活用事例などを発信して、お客様から信頼を獲得できるサイトに構築しています。
まとめ
こちらの事業者様は、独自の技術力による商品開発を強みに事業を展開されていますが、インターネットに対しては優先的に取り組めている状況ではありませんでした。
ただ、関東進出に向けて新規取引先数を増加させていくにあたり、有効な打開案があったわけではなかったため、これまで積極的に取り組まれてこなかったＷＥＢの展開に対してＩＴ導入補助金を活用した事例となります。
現在では、日々模索を繰り返しながらも新規取引先の獲得に向けて取り組まれていますので、将来目標の達成へとつなげて頂きたいと思います。
