観葉植物のECサイト制作採択事例
(メイクショップ)
令和2年度補正予算(2020年)IT導入補助金を活用した事例を紹介しています。
今回は、新規取引先獲得に対して、これまでECサイトを活用する事ができなかったものの、IT導入補助金によりECサイト制作が実現された事例になります。
都道府県:神奈川県
業種:観葉植物の輸入卸販売業
従業員数:7人
事業年数:5年
事業上の強み
誰でも簡単に植物を育てる事ができ、軽量で壁に取り付けることも可能など、生活の中で気軽に観葉植物を楽しめるよう工夫された商品を揃えている点を特徴とされている事業者様です。
また、個人向けとして国内で唯一販売をメーカーから許可されている商品を取り扱うなど、商品の独自性が高いことを強みとされています。
事業上の強みポイント
住宅環境、個人の資質に左右されずに誰でも観葉植物を楽しめる工夫がされている商品によって観葉植物好きに絞るよりもターゲット層を広げることが可能となり、顧客満足度も高いこと、また、取扱商品の独自性も事業上の大きな強みとなります。
導入目的
新規顧客獲得に向けたカート機能付きECサイト制作
課題内容
情報発信に関する知見が少なかった事から認知度の向上が課題としてあり、オンライン販売の機会を十分に獲得できずに労働生産性が鈍化している状況でした。
ECサイト制作で解決できる課題ポイント
これまで情報が届かなかった顧客に向けてインターネットで訴求し、珍しい観葉植物をWEB上で購入できるシステムを構築する事で、既存の取引先の枠を超えた広い商圏で顧客を獲得する事が可能になります。
課題解決内容
上記の新規顧客獲得に対する大きな課題に対して、ECサイト制作の先行投資を行えずにいましたが、『観葉植物を通して、各個人のQOL(生活の質)向上に貢献したい』という思いを実現していく足掛かりとして、今回、IT導入補助金のECサイト制作サービスを活用することで、新たな新規顧客獲得に向けて取り組む事が可能となりました。
ECサイト制作のポイント
企業様の特徴・強みである、育てやすく場所をとらない各商品の情報を明確に訴求し、顧客がそのままWEB上で購入できるカート機能を導入して、利便性・信頼性を獲得できるサイト設計にしています。
まとめ
こちらの事業者様は、国内で唯一の個人向け販売許可を得た商品を取り扱うなど、商品の独自性と扱いやすさを強みに事業を展開されていますが、インターネットによる情報発信に多くのリソースを割けている状況ではありませんでした。
新型コロナウイルスによる外出自粛の影響への有効な打開策として、今まで取り組まれていなかったECの展開に対してIT導入補助金を活用した事例となります。
現在では、日々、希少性の高い観葉植物を全国に届けるための情報発信を行われておりますので、将来目標の実現に向けて成果を上げて頂きたいと思います。