革ルームシューズ販売のWEBサイト制作採択事例
平成29年補正予算(平成30年:2018年)でのIT導入補助金を活用し、サイトを制作した例をご紹介します。
今回は、これまで新規顧客の獲得に対して、WEBサイトの活用ができていなかったものの、IT導入補助金によりWEBサイト制作が行えたた事例です。
都道府県:東京都
業種:革ルームシューズの企画・製造・販売(製造業)
従業員数:2人
事業年数:20年
事業上の強み
子育て世代に向けた革製品のルームシューズなどを企画・製造・販売している企業様で、特許製法を取得している靴職人歴45年以上の職人が木型から拘りをもって企画・製造された商品を提供されています。
また、長年、各百貨店等との取引があるため、主に催事等で商品を販売できる環境が整っており、実演販売を通して直接お客様に商品を紹介する機会がある事も強みの一つとされています。
事業上の強みポイント 他社では作る事の出来ないクオリティーの高い商品を提供している事から、お客様からの満足度も高く、また百貨店との長年の取引により、販路の確保及び、実演販売による販売機会の拡大を行える事が、事業継続において大きな強みとなっています。
導入目的
自社WEBサイトあり、新規顧客獲得に向けた集客特化型WEBサイト制作
課題内容
創業から20年と長く、また百貨店での販売や実演販売などをっている事から、認知は得られていましたが、自社コーポレートのWEBサイトで発信が出来ていない事から、お客様が後から検索しても購入につながらず、売り上げが伸び悩んでいる状況でした。
WEBサイト制作で解決できる課題ポイント 百貨店で認知を獲得し、すぐに購入につながらなかった場合でも、自社コーポレートサイトで信用性のある発信が出来ていれば、後々購入につなげる事が出来ます。 そのことから、これまで詳細の情報を発信出来ていなかったWEBサイトで、信頼性の高い内容をお客様に訴求する事で、これまでに実現できなかった新規顧客の獲得につなげる事が可能になります。
課題解決内容
上記の新規顧客の獲得という大きな課題達成に向け、既に自社WEBサイトを運営されているという事もあって、新規顧客獲得のためのコーポレートサイトを制作することに悩まれていましたが、今回、WEB制作事業者様よりIT導入補助金の活用について案内を受けてたことで、今後、更に商品開発に力を入れより顧客のニーズに合わせた商品を提供していくという、目標達成のためのステップとして、IT導入補助金のサービスを利用し、新規顧客の獲得にむけて取り組む事が可能となりました。
WEBサイト制作のポイント 他社ではできない、特許製法を取得した靴職人拘りの商品を製造できる自社の強みをアピールし、特許の内容や、素材・デザインへの拘り、職人の紹介や愛用者の声などの情報を発信して、お客様からの信頼性を得られるコーポレートサイトを制作しています。
まとめ
こちらは、長年の職人歴により培われた企画力と技術力を強みに商品を製造・販売されていますが、百貨店での販売やイベントに注力していることもあり、インターネットの優先順位は低くなっていらっしゃいました。
ただ、提供している商品の品質の高さからも、企業としても信頼性を獲得する事が重要であるため、これまで取り組まれていなかったWEBの展開に対してIT導入補助金を獲得し、信用・信頼度の獲得に取り組まれた事例です。
現在では、これまでの販路と並行して、インターネットを利用した認知拡大と新規顧客の獲得に向けて取り組まれていますので、将来目標の達成へつながって行くことと確信しています。