IT導入補助金のIT導入支援事業者(ITベンダー)と申請者をサポート

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2022年IT導入補助金のECサイト制作サポート・採択事例【セレクトショップ(福岡県)】フューチャーショップ

アパレル・服飾小売業界には、大手百貨店やチェーン店、そして個人経営のセレクトショップなど、多様なビジネス形態が存在し、常に新たな顧客体験を提供するために競い合いが起きています。具体的には、店内での体験型サービスやデジタル技術の活用、環境に配慮した製品やサステナブルな事業運営など、消費者の興味や購買行動の変化に迅速に対応することが常に求められている状況です。

そんな中、当行政書士法人が多くの小規模企業又は個人事業主のアパレル・服飾小売り業者様から受ける相談の中で、IT導入時に「資金面」「人材面」「情報収集面」で問題を抱えることが多いという声がよく届きます。この問題に対処するためには、「IT導入補助金2023」を活用することが有効です。また、ITツールを販売する事業者様は、こちらの補助金の「IT導入支援事業者/ITベンダー」に登録いただくことで顧客に補助金活用の提案ができ、販売促進につながります。

このページでは、当法人が実際にサポートした採択事例をもとに、IT導入補助金の活用例をご紹介していきます。

セレクトショップのECサイト制作採択事例
(フューチャーショップ)

令和3年度補正予算(2022年)IT導入補助金を活用した事例を紹介しています。

今回は、コロナ禍及び物価高の影響により、今後の需要減退懸念がある中で、新規顧客の獲得において、これまでECサイトを活用する事ができなかったものの、IT導入補助金によりECサイト制作が実現された事例になります。

都道府県:福岡県
業種:衣料品の小売業
従業員数:113人
事業年数:5年
直近の売上傾向:前年度11%増
直近の収益状況:営業黒字

 

事業上の強み

様々なファッションブランドのフランチャイズと販売代行を行う事業者様で、ファッション業界をけん引するメジャーブランドからまだ知名度は低いものの高いセンスを持つ新進気鋭のブランドまでを幅広く取り扱っていることを強みにされており、地域のファッション文化に貢献しながら顧客ひとりひとりに買い物を楽しんでいただくために従業員の研修や公正な評価制度にも力を入れていることを特長にされています。

MEMO

事業上の強みポイント

日本のファッションシーンをけん引するメジャーブランドの販売代行を多数行うことで安定した売上を確保できている点、一方で、地方では取扱いの少ない希少ブランドを集めたセレクトショップを展開しており独自性が高い点も事業上の大きな強みとなります。

導入目的

新規顧客獲得及びインボイスに対応するカート機能付き
ECサイト制作

課題内容

これまでは顧客とのコミュニケーションを大切に、対面による販売でリピート顧客を獲得してきたものの、新型コロナウイルスによる外出自粛の影響で減少した売上が回復しておらず、今後も物価高や社会情勢不安による購買意欲の低下が懸念される中で売上をカバーリング出来る術がなかった事と、2023年から始まるインボイス制度に向けて対策を講じていなかった事から、今後の事業環境の変化に対応が出来ていない状況が続いていました。

MEMO

ECサイト制作で解決できる課題ポイント

これまで情報発信が出来ていなかった、店舗へのアクセスが困難なエリアを生活圏にする一般消費者向けにインターネットで情報発信を強化し、まだ他社では取扱いの少ない新進気鋭のブランドが手掛けるアパレル商品をWEB上で購入できるシステムを導入する事で、全国を商圏にして新規顧客を獲得することが可能になります。

また、事業者様から、インターネットにて当社商品の販売・仕入を行う際に、導入するECサイトにてインボイスを発行する事で、事業者様が、税率ごとの区分表示の把握や、仕入控除税額の管理効率化への貢献が出来るようになります。

【その他、アパレル・服飾小売業界のお客様からよく聞くお悩み・課題例】

  • 大手ECモールで商品を販売しているものの、商品の独自性をアピールできない
  • 購買履歴など顧客情報の管理ができず、リピーターへの販促が効率化できていない
  • オンラインショップの増加で実店舗の集客力が低下している
  • 大手ブランドとの差別化を図りたいが、個性を強調する方法が分からない
  • 競合店がキャッシュレス決済を導入する中、まだ対応できていない

課題解決内容

上記の、コロナ禍及び物価高・社会情勢不安の影響における売上減少懸念や事業環境の変化の課題に対して、なかなかECサイト制作の先行投資が行えない状況が続いていましたが、『商業都市へアクセスが悪い地方在住の方はもちろん、コロナ禍の行動制限によって人混みを避けている首都圏の方にもファッションの選択肢を提供し、おしゃれを楽しんでいただきたい』という目標を達成していくために今回、IT導入補助金のECサイト制作サービスを活用することで、一元の新規顧客獲得に向けて取り組む事が可能となり、また、事業者の要望に応じたインボイスを発行する事が出来るようになりました。

MEMO

ECサイト製作のポイント

企業様の特徴・強みである、従業員の情報を発信されつつ、多数のブランドを取り扱ってきた経験と培われた審美眼によってセレクトされた上質なアパレル商品の情報を明確に発信する事でECで販売する商品に対する信用・信頼力を高め、そして顧客がそのままWEB上で購入できるカート機能を導入して、利便性・信頼性を獲得できるサイト設計にしています。

今回導入されたECサイトツール:フューチャーショップ

フューチャーショップはECサイトと実店舗を連携できるECサイト作成プラットフォームで、顧客データ分析によるメールマーケティングを行えるなどCRMツールが充実しています。

【その他、アパレル・服飾小売業界で利用されるECサイト作成プラットフォーム】

  • カラーミーショップ
  • Shopify
  • メイクショップ
  • Bカート
  • ECフォース
  • ECキューブ など

今回のIT導入支援事業者様について 

本事業者様のIT導入を支援されたITベンダー様は補助金を活用したツールの導入提案が初めてでした。IT導入支援事業者として自社の採択を受けるのみでなく、その後に取扱い製品をITツールとして補助対象にするための申請もあったため、不安を感じていらっしゃるご様子でした。

当行政書士法人から、これまでの採択事例や申請手順についての具体的なご説明のほか、都度ご質問にもお答えして継続的なコミュニケーションをとることで信頼関係を構築する事ができ、最終的には安心して自社登録とお客様の補助金申請をお任せいただく事ができました。

まとめ

こちらの事業者様は、対面販売によるコミュニケーションを大切に地域のファッション文化に貢献することで事業を成長させて来られましたが、インターネットの運用及び情報発信に対して、多くのリソースを割けていない状況でした。しかし、コロナ禍や物価高の影響に対する打開策として、これまで重点的に取り組まれていなかったECの展開に対して、IT導入補助金を活用した事例となります。

現在では、日々、SNSとも連動させながらインターネットによるコンテンツの発信を強化し、新規顧客獲得に向けて奮励努力しておられますので将来目標の実現に向けてぜひ成果を出していただきたいと思います。

当サイトを運営するG1行政書士法人は、IT導入補助金を活用して事業を拡大したい、安定化したい、または新しい事業に取り組みたいと考える事業者様と、それを支援するITベンダー様をつなぎ、IT導入補助金の採択を実現するためのサポートを提供しています。2,000社以上の過去申請事例をもとに、分かりやすくご説明し、サポートいたします。何かご相談がございましたら、お気軽にご連絡ください。