宿泊施設の運用代行の新規事業向けWEBサイト制作採択事例
WEBサイトの新規制作において、平成29年補正予算(平成30年:2018年)のIT導入補助金を活用した事例を紹介しています。
今回は、WEBサイトを活用した新規顧客獲得が出来ていなかったものの、IT導入補助金を活用できた事によりWEBサイト制作が実現できた例です。
都道府県:東京都
業種:宿泊施設の運用代行業(代行業)
従業員数:5人
事業年数:2年
事業上の強み
宿泊施設の運用を代行する事業を展開している企業様で、宿泊施設向けに成果に拘ったサービスを提供しており、取引先の宿泊施設から実績を高く評価され満足度や信頼・信用度が高く、紹介や口コミも多いため、継続して新規取引先を獲得されています。
また、中国語や英語・韓国語など様々な外国語にも対応可能であるため、宿泊施設の募集
容や告知において幅広く訴求する事ができ、近年のグローバル化に対するニーズに応えられる体制が構築できている事を強みとされています。
事業上の強みポイント 宿泊施設の成果に拘ったサービスを提供している事から、取引先からの満足度も高く、様々な言語に対応できる事から、グローバルな幅広い層からのニーズに応える事ができるため、取引先から自社を選ばれる根拠が明確となっており、事業を継続していくにあたり大きな強みとなっています。
導入目的
自社WEBサイトあり、新規取引先獲得に向けた集客特化型WEBサイト制作
課題内容
成果にコミットしたサービスを提供されている事から、既存の取引先からの口コミ・紹介により集客を行えていましたが、その範囲にも限界があり、広いエリアでの認知を獲得出来ていない状況でした。
WEBサイト制作で解決できる課題ポイント 口コミ・紹介だけでは、認知を得られる範囲が少なく、またリアルな営業活動も行動範囲や時間的リソースなど取り組める範囲が限られています。 その事から、これまで自社サービスについての情報を広める事が出来ていなかったエリアへ、インターネットを活用して発信する事で、これまで以上に効率的に認知を獲得する事が可能になります。
課題解決内容
上記の新規取引先の獲得といった大きな課題に対し、口コミ・紹介によりコンスタントに顧客を獲得できていた事もあり、新規取引先獲得のためのWEBサイトの制作における先行投資に二の足を踏んでいましたが、今回、WEB制作事業者様よりIT導入補助金を活用できる内容について案内を受け、今後、「自社ホテルを建設」するといった大きなビジョンを達成するための足掛かりとして、新規取引先の獲得に向けてIT導入補助金を活用した取り組みを開始する事が可能となりました。
WEBサイト制作のポイント 各宿泊施設の成果にコミットできるといった自社の強み・特徴を明確にして、他社との違いを分かりやすく提示し、サービスの詳細や、これまでの取引先の事例、さらにQ&Aなどの情報を伝えて、宿泊施設へ信用・信頼性をアピールする内容になっています。
まとめ
こちらの事業者様は、取引先の成果にコミットできるサービスを提供され、口コミにより安定した集客を行えていましたが、インターネットの活用に関しては優先順位が低くなっている状況でした。
ただ、今後のビジョンの達成のためには、より一層新規取引先を獲得し続ける事が必要であり、そのためにはインターネットを活用した効率的な認知の獲得が重要であると考えられ、これまで取り組まれていなかったWEBの展開について、IT導入補助金を活用された例です。
現在では、口コミによる集客と相乗して、WEBを活用した認知の拡大に取り組まれていますので、将来目標の達成へとつながって行くことと思います。