仮設資材の企画・製造・販売業のWEBサイト制作採択事例
平成29年補正予算(平成30年:2018年)のIT導入補助金を活用する事でWEBサイト制作が行えた事例のご紹介です。
今回は、新規顧客獲得に対して、WEBサイトを活用出来ていませんでしたが、IT導入補助金の活用ができた事によりWEBサイトを制作できた事例です。
都道府県:大阪府
業種:仮設資材の企画・製造・販売(製造業)
従業員数:9人
事業年数:8年
事業上の強み
仮設資材や保安用品の企画・製造・販売を行っている企業様で、コンパクトで美観的にも高評価の仮設トイレなどを中心として、特許や実用新案を取得した技術力を活かして他社にはない製品の製造・販売をされています。
また、仕事に対して能動的に取り組む従業員を育成しており、建設機械のリース業や商社・卸の取引先から情報をヒヤリングし、工程を削減して長く利用できる商品を企画・製造できる事を強みとされています。
事業上の強みポイント 特許や実用新案を取得した技術力を活かす事で、他社には作れない商品を販売できるため、取引先からの評価も高く、また徹底したヒアリングを行う事で、ニーズに合わせた商品を提供する事が可能になるため、取引先から選ばれる理由が明確となり、事業において大きな強みとなります。
導入目的
自社WEBサイトあり、新規取引先獲得に向けた集客特化型WEBサイト制作
課題内容
これまで、口コミ・紹介・営業活動により新規取引先の獲得に取り組まれてきましたが、取扱い商品が多岐に渡ったため、需要のある顧客に対しピンポイントで情報を届ける事が出来ず、新規顧客の獲得に伸び悩んでいる状況でした。
WEBサイト制作で解決できる課題ポイント 口コミ・紹介・リアルな営業活動では、取り組める範囲に限界があり、また商品を求めている顧客に対して的確に情報を届ける事が難しくなります。 その事から、これまで自社の商品の情報を届ける事が出来ていなかった顧客に対して、インターネットを利用して訴求する事で、商品を必要としている顧客からの認知を獲得する事が可能になります。
課題解決内容
新規取引先の獲得という大きな課題内容に対し、既存の取引先からの一定した受注がある関係もある事から、新規取引先獲得を目的としたWEBサイト制作の先行投資に決定を下せずにいましたが、今回、WEB制作事業者様からのIT導入補助金の活用に関する案内を受けたことで、今後さらに利便性の高い革新的な商品開発を行っていくといった目的達成に向けたステップアップとして、IT導入補助金を活用した新規取引先獲得のための取り組みを行う事が実現しました。
WEBサイト制作のポイント 自社の強み・特徴である、特許や実用新案を取得した独自の技術による製造された商品である旨をアピールし、他社製品との違いを明確に訴求し、また様々な商品を分かりやすく表示して、信頼・信用性を得られるサイトに設計されています。
まとめ
こちらの企業様は、独自の高い技術により他社にはできない商品を製造・販売されていましたが、インターネットを活用した取り組みについては優先順位が高い状態ではありませんでした。
ただ、今後更に事業を拡大して、より良い商品を提供し続けるためには、効率的に新規取引先を獲得していくことが必要であるため、これまで取り組まれてこなかったWEBの展開に対し、IT導入補助金のWEB制作サービスを活用された事例です。
現在では、様々な試行錯誤を繰り返しながらも、新規取引先の獲得と将来目標の実現に向けて取り組まれていますので、大きな成果へとつながることと感じます。