インターナショナルスクールのECサイト制作採択事例
(ECキューブ)
令和2年度第三次補正予算(2021年)IT導入補助金を活用した事例を紹介しています。
今回は、新規顧客獲得に対して、これまでECサイトを活用する事ができなかったものの、IT導入補助金によりECサイト制作が実現された事例になります。
都道府県:大阪府
業種:教育
従業員数:20人
事業年数:14年
事業上の強み
未就学児向けのインターナショナルスクールを経営している事業者様で、日常的に英語を使用し自然と英語力が身につく体制を整え、また、体力向上に向けたカリキュラムも積極的に取り入れることで心身共にバランスの良い保育を行うことを強みとされています。
また、様々な国籍の先生を受け入れ、言語のみならずグローバルな環境の中で、園児たちが早くから国際社会を学ぶ機会・環境を提供している点も特徴です。
事業上の強みポイント
熟練のスタッフによるきめ細かい保育の実践を背景に英語検定合格率を誇り、確かな実績により顧客満足度が高い点が事業上の大きな強みとなります。
導入目的
新規顧客獲得に向けたカート機能付きECサイト制作
課題内容
ITの専門知識をもった人材が不足していた事から認知度の向上が課題としてあり、オンラインでの情報発信による十分な効果を得られずに労働生産性が鈍化している状況でした。
ECサイト制作で解決できる課題ポイント
これまで情報が届かなかった顧客に向けてインターネットで訴求し、オンラインでの英語レッスン及び決済を可能にするシステムを構築する事で、インターナショナルスクールの立地を超えた広い商圏で顧客を獲得する事が可能になります。
課題解決内容
上記の新規顧客獲得に対する大きな課題に対して、ECサイト制作の先行投資を行えずにいましたが、『こだわりの英語保育を今より多くの子供たちへ提供し、日本のグローバル人材教育の一助となりたい』という目的を達成する足掛かりとして、今回、IT導入補助金のECサイト制作サービスを活用することで、新たな新規顧客獲得に向けて取り組む事が可能となりました。
ECサイト制作のポイント
企業様の特徴・強みである、実践によって裏打ちされた確かな英語レッスンの情報を明確に訴求し、顧客がそのままWEB上でレッスン決済ができるカート機能を導入して、利便性・信頼性を獲得できるサイト設計にしています。
まとめ
心身のバランスがとれた保育を目指してグローバルな環境で英語教育を実践し、確かな実績を残してきた事業者様ですが、インターネットを活用した情報発信に多くのリソースを割けている状況ではありませんでした。
新型コロナウイルスによる影響で対面機会が避けられるなか、有効な打開策として今まで取り組まれていなかったECの展開に対してIT導入補助金を活用した事例となります。
現在では、日々、奮励努力されながら英語教育の機会提供のために取り組みを続けておられますので、将来目標の実現に向けて邁進して頂きたいと思います。