IT導入補助金のIT導入支援事業者(ITベンダー)と申請者をサポート

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2024年IT導入補助金のLステップ導入サポート・採択事例【運送業(大阪府)】

2024年IT導入補助金のLステップ導入サポート・採択事例【運送業(大阪府)】

運送業は物流業界の中で重要な役割を担っており、企業や個人の運送ニーズに応じた柔軟なサービスを提供しています。
一方で、取引先ごとに異なる運送条件に対応する必要があり、効率的な運送手配が難しく、業務の負担が増加しています。また、運送需要の変動により、人員配置や車両管理が常に柔軟でなければならず、これが経営の安定性を脅かしています。さらに、燃料費やメンテナンス費用の高騰といったコストの増加が、運送業務の採算性に影響を及ぼしています。

そんな中、G1行政書士法人が運営する当サイトには、小規模企業様や個人事業主様から多くの相談が寄せられ、特にIT導入における「資金面」「人材面」「情報収集面」の課題に関する声がよく聞かれます。この問題を解決する方法として、導入費用を抑えるために「IT導入補助金」を活用することが有効です。補助金を活用する事業者は、申請から導入後までの一貫したサポートを受けることができ、資金面だけでなく、人材や情報の管理に関しても負担を軽減することができます。
また、ITツールを提供している事業者様は、「IT導入支援事業者」や「ITベンダー」として登録することで、顧客に対して補助金を利用した提案が可能となり、販促活動にも役立てることができます。

このページでは、当法人が実際にサポートし採択された事例をもとに、IT導入補助金の活用例をご紹介します。

【関連記事】
【運送業】IT導入補助金を使って導入できるITツール例【運送業】IT導入補助金を使って導入できるITツール例

運送業のLステップ導入採択事例

IT導入補助金2024を活用した事例を紹介していきます。

今回は、取引先ごとに予約受付方法が異なることや、電話受付に出られないことがあって利用予約の機会を逃してしまうことがある事業者様が、予約受付・管理の最適化に取り組むために、IT導入補助金を活用してLステップを導入された事例です。

都道府県:大阪府
業種:利用運送業
従業員数:15人
事業年数:10年未満
直近の収益状況:営業黒字

事業上の強み

大型重機や建築機械の運送において、現場の規模に応じた柔軟な対応ができ、複数のトラックを保有することで、取引先のニーズに最適な運送を提供している事業者様です。

MEMO

事業上の強みポイント

複数のトラックを保有しており、現場のニーズに応じて柔軟に運送対応を可能としています。また、スタッフは車両系建築機械の運転資格を保持しているため、重機の積み込みから運送まで一貫したサービスを提供できるので効率的で信頼性の高い業務運営が可能になっています。

入目的

予約管理の最適化と予約数の最大化のために
LINEを活用したツール「Lステップ」の導入

課題内容

取引先ごとに異なる予約受付方法があり、その対応に多くの管理工数がかかっていました。また、他の業務対応中に電話に出られないことが多く、重要な予約機会を逃すことがあるなど予約管理を課題として認識しており、早急な改善・最適化が必要であると考えていた状況でした。

MEMO

Lステップの導入で解決できる課題ポイント

Lステップを導入する事で、既存顧客・LINEの友だち登録している潜在ユーザーからの予約受付が確実かつ手軽にできるようになり、取引先ごとに予約受付方法が異なることや、対応中に電話に出られないという予約受付課題を解決でき、予約管理工数の削減が実現可能になります。
これにより、既存顧客及びLINE友だち登録済の潜在ユーザーは、LINEで予約ができるようになって利便性が大きく改善されるため、予約数の増加による売上・労働生産性の向上が期待できます。

【その他、飲食料品卸売業界のお客様からよく聞くお悩み・課題例】

  • 運送に必要な車両や人員の維持費が高く、特に燃料費や車両メンテナンスのコストが変動しやすいため、適切なコスト管理が難しい。
  • 運送業における規制は年々厳しくなっており、特に労働時間や運転時間の管理、運転手の安全教育などに対応するための負担が増している。
  • 取引先ごとに異なる予約方法や運送条件に対応する必要があり、手配に手間がかかり、効率的な運営が難しくなる。
  • 急な運送依頼や、繁忙期と閑散期の差が大きいため、需要に合わせた柔軟な対応が求められる一方で、適正な人員配置が難しい。

課題解決内容

上記のように、手軽に予約を受け付けられる環境がなく、取引先によって予約の受付方法が異なっていたり、電話での予約受付対応が追いつかない状況などがありましたが、『予約管理のデジタル化(DX化)による業務効率化と、既存顧客及び友だち登録している潜在ユーザーからの予約数増加に伴う売上の最大化』という目標と課題解決への足掛かりとして、今回IT導入補助金を活用し、Lステップの導入に取り組むことになりました。

MEMO

Lステップ導入のポイント

Lステップは、LINE公式アカウントを活用し、事業課題を解決するための多様な機能を提供するツールです。
今回の事業者様の課題である予約受付・管理の最適化が可能になる機能も持っていますが、それに加えて、運送ニーズに応じて配送可能な荷物情報などを自動で配信するステップ配信機能や、リマインドメッセージ配信機能、アンケート回答フォーム機能、リッチメニュー機能など、さまざまな便利な機能が活用可能です。これらの機能を適切に活用することで、事業者のさまざまな課題を解決し、業務の効率化や顧客満足度の向上に寄与する可能性を持ったツールです。

今回のIT導入支援事業者様について

今回のITベンダー様も、顧客への補助金活用提案から、必要書類や申請書のチェックなど、補助金申請の複雑さに、当初は不安を感じていらっしゃいました。
そこで当法人からは、申請スケジュールに沿ったご案内と、ご質問やご相談に対しては都度対応させていただくことにより、スムーズに申請手続きを進めることができ、申請者である事業者様にもお喜びいただくことができました。また、補助金の採択が決定した際には、経験に基づいた具体的なアドバイスを受けられことを、高くご評価いただきました。
当法人は顧客のニーズに合わせた的確なサポートを提供することで、お客様にご満足いただけるよう努めています。

まとめ

こちらの事業者様は、複数のトラックと運転資格を持つスタッフにより、ニーズに応じた柔軟な対応を提供することができ、重機の積み込みから運送まで一貫してサービス提供しているので、効率的で信頼性の高い業務運営を行っていますが、予約受付・管理の課題解決に向け、Lステップを導入するためにIT導入補助金を活用した事例をご紹介しました。
課題を解決することで、お客様の予約に関する利便性が向上し、それが売上の増加や販路の拡大にも繋がると考えており、その結果を従業員への賃金引き上げという形で会社全体に還元していきたいと期待していらっしゃいました。
G1行政書士法人では、ITベンダー様と連携し、IT導入補助金を活用して事業の成長を目指す企業様をサポートしています。4,500社以上の実績に基づいた申請書類作成の支援を行い、補助金採択に向けた手続きをお手伝いしますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。