IT導入補助金のIT導入支援事業者(ITベンダー)と申請者をサポート

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全国対応 / 初回60分 相談無料 / 9:00〜深夜0:00 (年中無休/土日祝対応)0120-3981-52

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2023年IT導入補助金の測量効率化システム導入サポート・採択事例【測量業】

測量業界は、高度な技術と精密な測定が求められる分野で、建設業界や不動産業界と密接に関わっています。土地や建築物の測定、地図作成、都市計画や土地利用計画の策定などにおいて、基礎となる重要な役割を担うほか、災害対策や復旧、環境管理や資源開発など、様々な分野で測量技術が役立っています。測量業務は法律によって規制されており、特定の測量作業を行うためには国家資格が必要ですが、人手不足も深刻化するなか、十分な人材を確保することは容易ではありません。ICT活用による生産性向上を目指す動きは全産業的に活発ですが、測量現場においても、急激に対応が進められているようです。

ただ、測量を手掛ける事業者の方々の中でも、当サイトを運営するG1行政書士法人のお客様に多い小規模業者の方々からは、IT導入時、特に「資金面」「対応できる人材面」での課題が挙がることも多いものです。

そこで活用できるのが「IT導入補助金2023」です。ITツールを販売する事業者の方は、この補助金の登録ITベンダー=IT導入支援事業者に登録していただくと、顧客に補助金活用の提案が可能になり、販売促進につながります。また補助金を利用される事業者の方にとっては、中小企業・小規模事業者を支援する補助金の対象ツールとして登録された使い勝手の良いITツールを、より少ない費用負担で導入できれば、顧客満足度向上も期待できます。

このページでは、当法人が実際にサポートした採択事例をもとに、IT導入補助金の活用例をご紹介していきます。

測量・点検サービス事業者の測量効率化システム採択事例

令和4年度補正予算(2023年)IT導入補助金を活用した事例を紹介しています。
今回は、異業種から新たに測量事業に参入された方で、既にITツールの導入もされていたものの、データ編集や他のソフトウェアとの連携面で自由度が低く、処理工数の負担にお悩みだった事業者様の事例になります。

業種:製造業・測量業
従業員数:0人
事業年数:1年
直近の収益状況:営業赤字

事業上の強み

製造業においては長年の知識と経験で、他社では対応できない技術的難易度の高い製品づくりを強みとされていました。少数精鋭のファブレスメーカーとして、協力会社と連携しながら、高品質かつ安価な製品提供を実現されています。一方で、製造業で培った顧客ニーズへの対応力を生かし、新たに測量・点検サービスの提供を開始、最先端の測量・データ編集システムなども駆使して、新たな収益軸の確立に取り組んでいらっしゃいました。

MEMO

事業上の強みポイント

製造業としての知識と経験、ネットワークを生かしつつ、新たな分野で収益軸獲得に挑戦、最新テクノロジーの導入・活用にも積極的な柔軟性の高い企業であることが、事業の上の大きな強みとなります。

導入目的

測量後の納品データの品質向上・短納期化を実現する測量効率化システム

課題内容

これまでは、使用していた測量データの解析ソフトに自由度がなく、顧客への測量結果データの納品にあたって、要望に応じた都度の加工処理を行っており、工数過多になっていました。顧客の要望は事前に具体的に特定できないことも多く、様々なパターンを想定して複数の提示を行うなど、顧客満足度の維持向上に工夫を凝らしている状況でした。

MEMO

測量効率化システムで解決できる課題ポイント

最新の測量効率化システムの導入により、測量とそのデータ解析・処理の自由度が向上することで、顧客側で編集可能なデータを納品することができ、自社側での編集・加工工数を削減することが可能になります。これにより、サービス全体の短納期化を実現、新たな付加価値提案により、売上アップ・業務効率化による生産性向上が期待できます。

【その他、測量・土木・建設業界のお客様からよく聞くお悩み・課題例】

  • 経験豊富な技術者や作業員の確保ができず、プロジェクトの効率と品質向上が難しい
  • 新しい技術や建設手法を迅速に取り入れられず、競争力維持の障害になっている
  • 厳格な安全基準や環境規制に適応する必要があり、コストや時間とのバランスが難しい
  • 顧客や社内関係者との情報共有が非効率で、十分な連携が取れていない
  • 現場レベルでのアナログ計測・管理が原因で、棚卸にズレが生じている

課題解決内容

上記の通り、従来は顧客への測量結果データの納品にあたって、予め複数のパターンを想定した加工処理を行っており、工数過多になっていました。顧客の満足度は上がるものの、今後少数精鋭で事業を拡大していくにあたり、効率化は必須になります。そこで、IT導入補助金を活用した測量効率化システム導入を行うことで、サービス品質を向上させながらも短納期・低コストの実現に取り組めるようになりました。それを競合他社との差別化・競争力強化の要因として、新規顧客獲得による売上増加を目指し、労働生産性を高めていくことが、今後の目標となりました。

MEMO

測量効率化システムのポイント

測量効率化システムには、測量作業そのものの効率化から、その後のデータ解析、3Dデータ(オルソ画像、点群データなど)作成、データ編集や他のソフトウェアとの連携など、用途に応じて測量データを活用するために必要な、様々な機能を持つシステムが存在します。操作性やアフターサポート面も含め、自社に最適なシステムを採用されたことで、これまでの課題を改善するだけでなく、システムの機能を有効活用しながら、サービス品質の向上や新サービス開発など、発展的な取り組みにもつながりそうです。

【IT導入補助金2023に登録されている測量効率化システムの例】

  • 測量CADシステム
  • 土木施工用、地籍測量用等、特化型測量システム
  • 3D点群処理システム
  • ドローン測量システム など

今回のIT導入支援事業者様について 

本事業者様のIT導入を支援されたITベンダー様は、IT導入支援事業者・ITツール登録については自社で行いながらも、お客様の補助金申請にあたり、1件でも多く確実に採択を獲得したいというご希望で、サポートのご依頼をいただきました。
当法人からは、ツールの機能や特徴、メリット、提案先のお客様のニーズなどを細かくお伺いしたうえで、補助金申請者となるお客様にも直接お話をお伺いし、申請のサポートをさせていただきました。継続的にご依頼をいただくことで、様々な事業者様におけるツールの活用方法、期待、今後の展望など、本ITツールに関する当法人内での理解も深まり、IT導入支援事業者様とはより発展的なコミュニケーションをさせていただけるようになりました。案件ごとのご相談だけでなく、補助金活用に関する様々なご質問・ご相談をいただいています。

まとめ

こちらの事業者様は、製造業での経験と実績を生かしながら、新事業である測量・点検サービスの販路開拓に取り組む中で、測量データの納品までにかかる作業の効率化・工数削減が課題になっていました。そこで、測量データの解析・処理・加工の自由度の高い測量システムを導入することで課題解決を目指し、IT導入補助金を活用した事例となります。
少数精鋭で複数の事業に取り組むにあたって必須となる業務効率化へ大きく前進されたことにより、新規顧客獲得、事業拡大に向けた取り組みもしやすくなったことと思います。
当サイトを運営するG1行政書士法人は、IT導入補助金を活用して事業を拡大したい、安定化したい、または新しい事業に取り組みたいと考える事業者様と、それを支援するITベンダー様をつなぎ、IT導入補助金の採択を実現するためのサポートを提供しています。3,000件以上の過去申請事例をもとに、分かりやすくご説明し、サポートいたします。ご質問やご相談がございましたら、お気軽にご連絡ください。