IT導入補助金の補助額・補助率・対象内容

平成30年補正IT導入補助金の補助額・補助率・対象内容

IT導入補助金の補助額・補助率・対象内容

平成30年度補正サービス等生産性向上IT導入支援事業(平成31年IT導入補助金)は、中小企業のITサービス(WEB・ECサイト制作やその他ITサービスなど)の導入に対して、補助金を受けられる経済産業省が実施している補助金制度です。

これから、WEB・ECサイト制作や、ITサービスの導入を検討している中小企業の事業者様は是非ともこのIT導入補助金を活用して、事業の推進に役立てていただければと思います。

注意

※本サイトでは、わかりやすく理解いただくために、言葉の言い回しなどの表現を変更して表記しています。

IT導入補助金とは

IT導入補助金は、中小企業の事業者様が自社の課題やニーズに合ったITサービスを導入する経費の一部を補助され、業務効率化や売上アップをサポートする補助金制度です。

法人、個人事業主の皆様が利用が可能であり、また幅広い業種や法人形態にも開放されている補助金制度であるため、現在、日本国内でも最も申請数が多く、最も採択数が多い補助金制度となっています。

平成29年度補正予算(平成30年度実施)

IT導入補助金の採択数:62,938社

※G1-info調べ

平成31年度もIT導入補助金の募集が行われますので、是非、この機会にWEBサイト・ECサイト制作やITサービス導入を検討されている事業者様のご利用いただきたいと考えています。

IT導入補助金の補助額、補助率

気になる、補助金の補助額、補助率は以下となっています。

MEMO
  • 補助額上限:450万円(下限は40万円)
  • 補助率:1/2

※最大で900万円の経費で450万円の補助金で戻ってくる

※下限は80万円の経費で40万円の補助金が戻ってくる

注意

IT導入補助金は、支払いが先になり、後から補助金が戻ってくる仕組みとなります。

支払う前に補助金を受けられるわけではありませんので、注意が必要です。

となっています。

昨年の平成30年では、補助金上限額が50万円であったため、大きく上限額が引き上げられています。

そのため、WEBサイト(インタラクティブ前提)、ECサイト制作はもちろん、大きな費用が必要となる、アプリの導入などに対しても使いやすくなっています。

また、補助金額の実績として、平均約40万円前後の補助額であったと考えられるため、実際の導入費用としては、平均80万円前後であったと推測されます。

平成31年度においても導入経費としては、80万円~150万円でのIT導入補助金の活用が多くなるとも考えられます。

その事から、平成31年度に関しても広く多くの中小企業の事業者様に活用いただける補助金メニューであると言えます。

そして、補助率が1/2であるため、逆の見方をすると、50万円で100万円のWEBサイト制作・ECサイト制作ができる事になります。

WEBサイト・ECサイト制作において、制作する内容によって、相場は大きく変わるものの、一般的に、集客できる、販売がしっかりできるWEBサイト・ECサイト制作ともなると、50万円以上になる事も珍しくありません。

ただ、これから新たにWEBサイト・ECサイト展開を実施するにあたり、中小企業の事業者様にとって、いきなり100万円以上の費用をかけて制作するには、さすがに二の足を踏んでしまいます。

ですが、IT導入補助金を利用すれば、50万円の費用で100万円のWEBサイト・ECサイトを制作できる事となり、それは、大変魅力的な事であり、見方を変えると、WEBの展開を「倍速」で進める事につながるとも言えます。

そういった事からもWEBサイト・ECサイト制作を検討している中小企業の事業者様にとっては、非常に魅力的且つ、合理的に効果を見込みやすい補助金制度であると言えます。

MEMO

※採択率について

経済産業者が実施している補助金のメニューは、基本的には審査制(採択性)となっています。

IT導入補助金も例外ではなく、審査制となっていますが、気になるIT導入補助金の採択率として、平成30年度では、全体で約80%前後であったと考えられています。

正式な数字が公表されているわけではないため、あくまで推測ではあるものの、平成30年に実施された他の補助金と比較しても最も高かった補助金であったと言えます。

ですが、残念な事に、平成30年に用意されていたIT導入補助金の予算枠を全部使いきる事が出来ずに平成31年度は予算額が減少しています。

それに対して、補助額の上限が引き上げられているため、平成30年度と比較して採択率が低下する事が考えられるため、平成31年度のIT導入補助金を活用する場合は、より採択率を意識した取り組みが必要であるとも言えます。

IT導入補助金を活用するには

WEBサイトやECサイト制作に対して、補助金を受けられる事は非常に魅力的です。

ですが、いざ、IT導入補助金を活用したいとなったとしても、どの業者のWEBサイト・ECサイト制作のサービスに対して補助金を受けられるわけではありません。

注意

それは、IT導入補助金の制度上、「IT導入支援事業者」の登録制度を採用しており、事前にIT導入補助金の事務局に登録されたWEBサイト、ECサイト制作事業者(法人のみ)でないとIT導入補助金を使う事が出来ない仕組みとなっています。

多い相談内容として、「知り合いがWEBサイトを制作してくれるためIT導入補助金を活用したい!」となっても、知り合いの方が個人事業主の場合は、IT導入補助金を使う事は出来ません。

そのため、事前に事務局に登録されている「IT導入支援事業者」のサービスを利用する事で補助金を活用する事が可能となります。

IT導入支援事業者は、サービスの提案・導入だけでなく、「IT導入補助金の各種申請サポート」を実施してくれる制度となっています。

これは、通常、補助金の申請は全て、自社で申請要件、スケジュール、採択されるための事業計画の作成、採択後も多くの書類を提出・・・など、非常に煩雑で手間がかかるものが多くあります。

その申請や報告作業をサポートしてくれるため、中小企業の事業者様はより本業に集中する事ができ、WEBサイト・ECサイト運営に時間を使う事ができるようになっています。

知り合いではない、WEBサイト・ECサイト制作業者に依頼する事は少し不安な点もあると思いますが、その中でも信頼出来る業者を見つけて、IT導入補助金を上手く活用していただきたいと思います。

IT導入支援事業者IT導入補助金を活用するには【ITベンダー・サービス事業者編】

申請のスケジュール

平成30年度補正サービス等生産性向上IT導入支援事業(平成31年IT導入補助金)は、申請する補助金の金額に応じて申請・採択スケジュールが異なります。また、募集は2回予定されています。

MEMO

・A類型(申請補助額:40万円以上150万円未満)

・B類型(申請補助額:150万円以上450万円以下)

一次公募(A類型) スケジュール
交付申請期間(申請) 2019年5月27日(月)~2019年6月12日(水)
交付決定日(採択結果日) 2019年6月26日(水)
事業実施期間
(サービス導入・支払い)
交付決定日から5ヶ月を予定
事業実績報告期間 2019年7月~12月下旬(予定)
一次公募(B類型) スケジュール
交付申請期間(申請) 2019年5月27日(月)~2019年6月28日(金)
交付決定日(採択結果日) 2019年7月16日(火)
事業実施期間
(サービス導入・支払い)
交付決定日から5ヶ月を予定
事業実績報告期間 2019年7月~12月下旬(予定)
二次公募(A・B類型) スケジュール
交付申請期間(申請) 2019年7月中旬頃開始予定
交付決定日(採択結果日) 2019年9月上旬(予定)
事業実施期間
(サービス導入・支払い)
交付決定日から5ヶ月を予定
事業実績報告期間 2019年9月~1月下旬(予定)

補助金の還付時

IT導入補助金は、申請して採択されれば、すぐに補助金が受けられるわけではありません。

MEMO

IT導入補助金の補助金が戻ってくるタイミング・時期は、申請スケジュールによって異なるものの、平均して採択結果日から約4ヵ月前後が多い傾向にあります。※導入するITツールや支払いが早いと補助金の還付スケジュールも早くなります。

基本的には、採択結果日のスケジュールを確認し、補助金が戻ってくるタイミングを把握していただければと思います。

IT導入補助金のメリット、デメリット

IT導入補助金のメリットとしては、

①補助金で利用の1/2が戻ってくる

(補助額上限450万円、補助率1/2、下限金額40万円)

②補助金50万円で100万円のWEBサイト・ECサイト制作、ITサービスを利用する事ができる

(事業を倍速のスピードで推進できると考えられる)

③申請関連を全てIT導入支援事業者が申請のサポートをしてくれる

(申請の手間などの負担を軽減してくれる)

が挙げられます。

IT導入補助金はWEB特有のやりたい事に対する予算感の課題を解決してくれる補助金制度であり、また補助金申請に対する課題も同時に解決してくれる補助金制度であると言えます。

逆にデメリットとしては、

知り合いの業者がIT導入支援事業者でなければ補助金を活用する事ができない

ぐらいだと考えられます。

平成30年度、日本国内で最も活用が多かった補助金を活用して、中小企業の事業者の皆様にも事業の展開に役立てていただければと思います。

WEBサイト・ECサイト制作の申請は採択される?

平成29年度のIT導入補助金では、WEBサイト・ECサイトの新規制作、リニューアル制作どちらも採択されていましたが、平成30年度のIT導入補助金では、新規でWEBサイト・ECサイト制作する場合は、採択されていたものの、既存WEBサイト・ECサイトのリニューアルでは基本対象外となっていました。

平成31年度でも、平成30年と同様の基準となっていますが、新たなWEBサイト、ECサイトの展開に応じて利用が出来れば、中小企業の事業者様のWEB活用が更に広がります。

平成31年度のIT導入補助金について期待しつつ、WEBサイト・ECサイトの導入時期をご検討いただければと思います。